86峠セレクション2012アプリを公開しました
先日、TOYOTA 86を購入しました。納車待ちの期間があまりに長いので、TOYOTA 86サイトの86 SOCIETYで公開されている「86峠セレクション2012」の全ての峠を、簡単にカーナビに目的地として設定できる Android アプリを作りました。
元々は個人的なアプリとして作っていたのですが、もしかしたら他の86ユーザーにも需要があるかも?と思って公開しました。
アプリのダウンロードはこちら。アプリの説明はGoogle Playの説明文から。
TOYOTA 86 の 86 SOCIETYで公開されている "86峠セレクション"全120峠をNaviCon対応カーナビの「目的地」に簡単に設定することができるアプリです。お気に入りの峠を見つけて、実際に峠に出かけてみましょう!
※ トヨタ純正カーナビ(2012年版)は、NaviCon対応アプリに対応しています。
※ 本アプリはデンソー社製「NaviCon カーナビ連携」アプリと連携するため、本アプリ以外にNaviConアプリのインストールが別途必要です。アプリがインストールされていない場合は、Google Playのダウンロードページが表示されますので、NaviConアプリをダウンロードの上、ご利用下さい。
※ 本アプリは86オーナーが個人的に作成したアプリであり、トヨタ自動車並びに関連会社とは一切関係ございません。
ProGuardに関するまとめ
ADT17で変更になったProGuard(プログラム/リソースの圧縮・最適化・難読化ツール)について会社ブログの方に書いたついでに、過去のProGuardについて記事をまとめてみた。いずれも自分が書いたエントリです。
- Androidに統合されたProGuardに関する改善点(ADT17)
- Androidとセキュリティ:Android 2.3(Gingerbread) SDKに標準搭載されたProGuardを試す
- Androidとセキュリティ:プログラム難読化ツール - ProGuard
AndroidでProGuardを使わないと色々と損をすることがあるので、まだご存知でない方は一読することをオススメします。
AndroidでSDにアプリを移動した際に本体側の必要領域がゼロにならない理由
Android 2.2からアプリケーションを「携帯端末」から「SDカード」に移せるようになりました。これは携帯端末(本体)側のアプリの保存領域が限られているためで、インストールしたアプリをSDカードに移すことによって、本体側の空き容量を確保することができるようになるからです。
単純に考えると、アプリ移動後は本体側のアプリ保存領域はゼロになっても良いようにも思えますが、実際はゼロにはなりません。SDカード側に本来のアプリサイズの領域が必要な上に、本体側にも数百Kバイト〜数Mバイトの領域が必要になります。
この本体側の領域(正確には/data/以下)には「dalvik-cache」と呼ばれる、起動・実行・シャットダウンなどアプリの動作に必要なキャッシュファイルが保存されています。
dalvik-cacheは、端末の起動時にインストール済みアプリとフレームワークの情報を収集し、書き込み可能なファイルとして生成され最適化されたアプリのバイトコードを格納することで、アプリのスムーズな動作を実現しています。dalvik-cacheはAPKファイルに含まれるclass.dexからDalvikによってビルドされます。
dalvik-cacheのサイズを小さくする(=本体側の必要容量を小さくする)には、
- プログラムのサイズを小さくする
- Proguardでバイトコードを最適化する(難読化の他にも最適化機能があります)
などが有効です。
私が試した限りでは、proguardを適用した後にSDカードへ移す処理を行ったところ、本体側で13Mバイト程度消費していたアプリが、移動後は700Kバイト程度まで抑えられる結果となりました。
※dalvik-cacheの詳しい解説は、こちらのサイトが参考になるかもしれません。
※proguardの詳細はこちら。
JSTQB 認定テスト技術者試験(Foundation)に合格しました
以前から受けたいと思っていた「JSTQB認定テスト技術者資格 第11回 Foundation Level試験」に合格しました。ソフトウェア開発者の中でも、意外とテスト技術者の資格があること自体知らない人も多いのですが、この試験は国際的なソフトウェアテスト試験「ISTQB」に準拠した国際資格です。(感覚的にLinuxの資格試験に近いかな?)
合格者番号を眺めていると、結構歯抜けな感じ。例年と変わらず合格率は50%前後なのだろうか。
今回は初めてのAdvancedの試験があったこともあり、合格発表自体が例年より2週間ほど遅かったです。
次回はAdvancedを・・・と言いたいところですが、公私に渡って忙しすぎで無理そうな予感。
ちなみにISTQBでは、「Expertレベルの試験」の検討も既に始まっているようです。
ISTQB の Expert レベル概要
仕事柄、プロジェクトマネジメントの一環でテストのマネジメントもやることがあるので、時々 ISTQB (International Software Testing Qualifications Board) のサイトを覗いたりしています。偶然、Newsのページに Expert レベルの Introduction and overview のプレゼン資料がありましたので、興味のある所だけ訳してみました。
ISTQB とは?
念のため解説すると、ISTQBとはソフトウェアテストのプロフェッショナルを認定する資格を設けることで、ソフトウェアテスト技術者の育成を図ることを目的として組織された団体です。同一の名前を試験名として用いられています。各国のソフトウェアテスト技術資格認定運営組織が加盟しており、日本からはJSTQBが加盟しています。
Expert レベル試験の区分
- テストマネジメント(Test Management)
- テストプロセスの改善(Improving the Test Process)
- テストの自動化(Test Automation)
- セキュリティテスト(Security Testing)
- その他
1,2 は Advanced レベルの TestManager が、3,4 は Advanced レベル の Technical Test Analyst がそれぞれ前提となっているようです。例えばテストマネジメントを極めたことを証明するために本試験を受験する場合、Advanced/TestManager 試験に合格している必要があります。
Expert レベル試験の概要
Expertレベルの資格スキームは、ステークホルダーからの期待と認識の上で、本当の意味での"エキスパート"として見られなければなりません。そのため、資格は多岐選択式セクションと記述式の小論文セクションによって構成されています。75% 以上の正答で合格となります。
- 多岐選択式セクション
- 試験時間:1時間
- 問題数:20問
- 学習カバレッジ:K2, K3, K4(Advanced レベルと同等)
資格は無期限ではない!
Expert レベルの資格の有効期間は5年です。資格更新は以下の2つのうちのどちらかによって行う必要があります。
- 5年以内に再試験を受け、合格する
- Certification Extension Credits(CEC) を 200 ポイント貯める。CEC は様々な方法でカウントすることができます。例えば、
- プロのテスト活動を行う
- 関連するトレーニングコースを受ける
- テストカンファレンスに出席する
- テストカンファレンスで発表する
- テスト記事やテスト本を執筆する
- Working Group(NG, SIGIST, ISTQB) で活動する
- 上記を証明する証拠を試験主催者に提出しなければなりません。
- ISTQB によって資格延長プログラムが提供されます。
その他
その他、トレーニングコースやシラバスの策定状況などがプレゼン資料には記載されています。興味のある方は一度ご覧になってはいかがでしょうか。
NEO SPEED PARKへ行ってきました
雨がしとしとと降る中、会社の同僚とNEO SPEED PARKへ行ってきました。
夜でかつWetなのでベストタイムは期待できませんが・・・コーナリングの良い練習になるかと思い、35周ほど走ってきました。走行タイムはこんな感じ。
- 40.503
- 39.870
- 39.676
- 39.057
- 39.476
- 39.245
- 39.123
- 38.929
- 39.302
- 39.131(1回目終了、休憩)
- 38.035
- 38.752
- 37.648
- 37.354
- 37.513
- 37.342
- 37.260
- 36.715
- 37.440
- 37.485
- 37.562
- 1'54.460(係員が周回数を間違えたためピットイン)
- 36.877
- 36.951
- 36.915(2回目終了、休憩)
- 37.638
- 36.857
- 37.368
- 36.754
- 36.557
- 37.123
- 36.517
- 36.929
- 36.794
- 36.402(自己ベスト)
速い人は34秒とか35秒で走るらしい。ホント速いですね・・・。
走る前、受付のお姉さんに「初めてのWetだから慎重に走るように。縁石に乗ったらイチコロですよ。」とかなり念を押されてしまったので、最初はかなり慎重に走ってましたが・・・気づいたらアクセル全開で走っている自分がいましたw
ヘアピン等では、ちょっとわざとハンドルを急に切ってやると、リアが流れるので非常に曲がりやすい感じがしました。
でも、流れすぎる事が多々あったので、やはりグリップ走行でスローイン・ファーストアウトを心がけた方がいいのかもしれません。
Dryも自身の記録に挑戦できて愉しいのですが、Wetもなかなかどうして、別のテクニックや度胸が必要なので、WetはWetで愉しむことができました。
NEO SPEED PARKは高速&高低差のあるコースなので、カートに慣れた人でないと怖いサーキットではありますが、一旦慣れてしまうと平面コースと違ってかなり楽しめるコースです。
また行きたいと思います。
Strengths Finderの診断結果からわかる強みの生かし方(Lionasの場合)
"個別化"を強みとする人の生かし方
- 数多くのポジションにそれぞれ誰を据えるか決定する人事会議には、この人が欠かせない。候補者一人ひとりの強みと弱点が冷静に判断できるからだ。
- 企業の生産性向上のための手助けもこの人から借りるといい。誰に対しても強みと弱点を基準に適材適所を考えてくれるはずだ。
- 自らの強みを活かしている従業員に相応の給与を支払うための能力給システムづくりにも参加してもらおう。
- 何を考えているのか把握しづらい従業員がいるときには、この人の洞察力に頼るのも悪くない。従業員の目から見た世界を提供してくれるだろう。
- ある従業員の仕事ぶりに問題を感じたら、どのような手が打てるか、意見を求める。その従業員に対する適切な対処法を考えだしてくれるはずだ。
- 必要に応じて、社内の研修を担当させたり、少人数の新入社員の教育係を任せる。この人は一人ひとりに適した指導法を見極める能力に長けている。
- さらに<個別化>以外にもきわだった資質はないか探る。<成長促進>や<アレンジ>にもすぐれているようなら、管理職に適した能力も備えているはずだ。また、<指令性>と<社交性>にもすぐれているようなら、見込みのある客を常連客にするといったことにおいても才能を発揮してくれるはずである。
"最上志向"を強みとする人の生かし方
- この人は仕事で最高の成果を収めることと、そのための手段を考えることに何より興味を持っている。反対に、失敗に終わったことをもう一度立て直すことには、あまり意欲を示さない。
- だから、問題処理に終始する役割に就かせるのは考えものだ。
- この人があなたに求めているのは、強みを認め、その強みを高く評価してもらうことだ。弱点を指摘し、矯正するよう指導してばかりいると、不満をつのらせるだけだろう。
- この人の強みについては事細かに、その強みを企業の利益につなげるにはどの部署で、どういった業務にあたればいいか、本人とよく話し合うことだ。この人はそうした話し合いを好み、自らの強みを最大限活かそうと、実用的な提案を次々と出してくるだろう。
- できるかぎりキャリアパスを用意し、それぞれの段階に応じた報酬が得られるように気を配る。そうすれば、この人は成長しつづけ、与えられた職務ですぐれた成果を収めるだろう。この人は自らの強みが生かされる道を無条件に選ぶ。収入は増えても強みが活かされない道を選ぶことはまずない。
"戦略性"を強みとする人の生かし方
- チームの最先端。それがこの人に最も適した場所だ。問題を予測し、解決するこの人の才能はきわめて貴重である。たとえば、あらゆる可能性を探るように指示するといい。最良の対策を見つけてくれるだろう。最高の戦略を得るのに欠かせない人材である。
- 企業全体の戦略についても任せられる器だ。「こういった時が起きたときのために、どういう備えをすればいいか」にしろ、「ああいったことが起きたら、どう対処すればいいか」にしろ、尋ねたら必ず期待に答えてくれる。
- この人に意見を求める時には、状況を考える時間を十分に与えることだ。自分の中で予測されるシナリオを描いてからでないと、この人は意見を口にしない。
- この人の強みが<戦略性>であるとわかれば、戦略を練る力、あるいは未来を読む力を養う講座に参加させる。さらにすぐれた考えを生み出すようになるだろう。
- この人は考えをことばで表現する才能も備えている。この人の思考力をさらに研ぎ澄まさせるには、同僚の前で話をさせたり、社内報に記事を書かせたりする方法も有効だろう。
- あななたちと同じ分野で、功を奏した戦略を聞いたり、それに関する記事を読んだら、できるだけ伝えるようにする。この人は大いに刺激になるはずだ。
"自我"を強みとする人の生かし方
- この人は独立心がすこぶる強い。だから、干渉しすぎは禁物である。
- この人にとっては自分の業績や貢献を認めてもらうことが何よりも重要である。だから、できるかぎり裁量の余地を与えるといい。そして、その経過を黙って見守り、あらゆる段階で賞賛の言葉を惜しまないようにするといい。
- この人は、目立つこと、認められることが大好きな人だ。注目の的になり、プレッシャーをかけられるのが愉しいのである。だから、だれもが納得する形で、注目される立場に据えると良い。そうすることで、この人が自分からそういう立場に立とうとして、まわりと不協和音を奏でることが防げる。
- この人には、信頼でき、生産力があり、専門職についている人たちと関わる仕事が向いている。最も優秀な人たちとともに働ける環境。それがこの人の望みだ。
- グループ内でだれかほかの人が見事な業績を上げたときには、その功績を積極的に賞賛するように促すといい。この人は他の人をいい気分にさせることを愉しむ気質も備えている。
- 達成欲に燃えているときには(この人が燃えないはずがない)目標達成のために発展させればならない強みは何か、明確に伝えるといい。その際、目標を下げるようには絶対に言わないこと。強みを発展させる段階に準じる、何らかの基準を持たせるようにするといい。
- この人には人から認められることが何よりも勝る褒美となる。だから、相応に認められないと、自尊心がひどく傷つけられたと思う。そんなときには、改めて意識を自らの強みに向けさせ、その強みが活かせる新たな目標を定めるよう助言する。目標のあることそれ自体がエネルギーの現存となるのである。
"未来指向"を強みとする人の生かし方
- この人が出席する査定会議や業務会議では、この人には将来を前提に物事を考える傾向のあることを忘れてはいけない。むしろ、この人の考える将来の展望すなわち、あなたの企業や市場や分野全般に関する考えを聞き出すようにするといい。
- 将来、必要になると思われる製品やサービスいついて考え、書き出し、計画を立てる時間を与える。そして、社内報や会議や他企業との代表者会議でその見解を述べる機会もつくるようにする。
- この人が興味を持ちそうなデータや記事を探し、それらを見せる。製粉所が穀物を必要とするように、この人に必要なのは未来展望のもとになる原料だ。
- 企業内の企画会議に参加させ、三年後、企業がどのようになっているか、データをもとにした見解を発表させる。こういった発表の場は半年ぐらいに設けるといい。そういう機会が与えられることで、この人自身、天性の洞察力と新しいデータで自らの見解をさらに発展させることができる。
- この人の才能を活性化させるには、将来の可能性について話し合う機会を頻繁に持つことが一番だが、その際には、この人が思い描いている将来の展望ができるかぎり鮮明なものになるよう、多くの質問を投げかける。
- 従業員に軌道修正を受け入れさせる必要があるときには、この人の手を借り、誰もが納得できる形で、軌道修正と企業の将来性との関連を明確にしてもらい、プレゼンテーションを行ってもらうか、社内報に書いてもらうかするといい。ほかの人達が現在の不確実性に対して抱いている不安を克服するのに大いに役立ち、将来の可能性に関しては多くの人がこの人とほぼ同じ希望を持つようになるはずだ。